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Italy

イタリアのワイン

28産地 ・ 344銘柄を収録

北から南まで20州すべてでワインを造る。土着品種の数が世界一多く、同じ品種が土地ごとに別の名で呼ばれる。

イタリアの産地(28)

アスティAsti ・ ピエモンテ

ピエモンテ南部の丘陵地帯。モスカート・ビアンコから造る甘口の微発泡・発泡ワイン(アスティ、モスカート・ダスティ)で世界に知られ、日本のスーパーの棚でもよく見かけます。

アブルッツォAbruzzo

アペニン山脈とアドリア海に挟まれた州。濃厚なモンテプルチアーノ・ダブルッツォの赤で知られますが、一度は絶滅寸前だった白ブドウ「ペコリーノ」の復活でも注目されています。

アルト・アディジェAlto Adige / Südtirol

ドイツ語圏の山岳産地。標高差と多様な土壌により、キレのある白と軽やかな赤の両方で高い品質を誇ります。ゲヴュルツトラミネールの名の由来トラミン村があります。

ヴァルポリチェッラValpolicella ・ ヴェネト

ヴェローナ北の丘陵地帯。ブドウから造る濃厚なアマローネと、軽やかなヴァルポリチェッラ・クラッシコの両方を生みます。

ヴルトゥレ(バジリカータ)Vulture (Basilicata) ・ バジリカータ

イタリア南部の内陸、死火山の斜面に広がる産地。アリアニコ・デル・ヴルトゥレは「南のバローロ」と呼ばれ、火山灰の土壌から強い酸と渋みを持つ赤が生まれます。

ウンブリアUmbria

イタリア半島の真ん中、海に接しない州。渋みの強いサグランティーノと、オルヴィエートの白が知られます。

エトナEtna ・ シチリア

活火山エトナの斜面に広がる産地。標高と火山性土壌により、シチリアとは思えない冷涼で繊細な赤(ブルゴーニュに例えられる)が生まれます。

オルトレポ・パヴェーゼOltrepò Pavese ・ ロンバルディア

パヴィアの南、ポー川を渡った先に広がる三角形の丘。ミラノの人が普段飲むワインを長く供給してきた土地で、名の知れた銘柄より、地元で消費される軽い赤と泡が中心です。

ガヴィGavi ・ ピエモンテ

ピエモンテ南東の端、リグリア海に近い丘。赤で知られる州にあって、ここだけはコルテーゼの白で名を上げました。青りんごとレモン、後口にアーモンドの苦みが残ります。

カンパーニアCampania

ナポリを擁する州。古代ローマ時代からの産地で、火山性土壌の上に土着品種だけが残りました。アリアニコの赤とフィアーノの白が柱です。

キャンティ・クラッシコChianti Classico ・ トスカーナ

フィレンツェとシエナの間に広がる黒い雄鶏(ガッロ・ネロ)のマークの産地。サンジョヴェーゼ主体の酸との締まった赤で知られます。

サルデーニャSardegna / Sardinia

地中海に浮かぶ大きな島。本土とは品種からして違い、赤はカンノナウ(グルナッシュ)、白はヴェルメンティーノが柱です。海風の当たる畑が多く、白には塩気を感じるものがあります。

サン・ジミニャーノSan Gimignano ・ トスカーナ

塔が並ぶ中世の街を囲む丘。ヴェルナッチャ・ディ・サン・ジミニャーノは、イタリアで最初にを認められた白ワインです。

シチリア西部Western Sicily ・ シチリア

酒精強化ワイン「マルサラ」の故郷。近年は爽快な辛口白と、軽やかな赤で再評価が進んでいます。パンテレリア島の甘口も名高い。

ソアーヴェSoave ・ ヴェネト

ヴェローナ東部の白ワイン産地。かつては大量生産のイメージでしたが、火山性土壌の単一畑からはの際立つ長熟白が生まれます。

トレンティーノTrentino

アルプスの谷あいにある産地。の泡(トレント)と、土着のテロルデゴが柱です。標高とから、酸のはっきりした造りになります。

プーリアPuglia

イタリア半島のかかとにあたる産地。アルベレッロ()のから、太陽を感じる濃厚で果実味豊かな赤が生まれます。

フラスカティFrascati ・ ラツィオ

ローマの南東、アルバン丘陵の斜面に広がる白の産地。古代ローマの頃から、都の食卓に白ワインを送ってきました。

フランチャコルタFranciacorta ・ ロンバルディア

イゼオ湖の南に広がる丘。シャンパーニュと同じで造り、規定の熟成期間はむしろ長く取られています。イタリアの泡ではもっとも格の高い産地です。

フリウリ(コッリオ)Friuli / Collio ・ フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア

イタリア白ワインの最高峰とされる産地。1990年代にヨスコ・グラヴネルが果皮浸漬に回帰し、現代の運動の震源地となりました。

プロセッコ(コネリアーノ・ヴァルドッビアーデネ)Prosecco (Conegliano Valdobbiadene) ・ ヴェネト

ヴェネト北部の丘陵地帯。グレーラ種をタンクで二次発酵させる造りで、シャンパーニュより軽く果実味の立つ泡になります。丘の斜面のぶどう畑は2019年に世界遺産へ登録されました。

ボルゲリBolgheri ・ トスカーナ

トスカーナの海沿い。土地の規則にとらわれずボルドー品種を植えた「スーパートスカーナ」の発祥で、いまは独立したになっています。

マルケMarche

アドリア海に面した州。白のヴェルディッキオが看板で、若いうちは軽やかですが、寝かせると蜜と灯油の気配が出てきます。

モリーゼMolise

イタリアで2番目に小さい州。長く隣の州に混ぜられてきましたが、ファランギーナやティンティリアといった土着の品種を単体で仕込む造り手が出てきました。

モンタルチーノMontalcino ・ トスカーナ

ブルネッロ・ディ・モンタルチーノの産地。サンジョヴェーゼ・グロッソ(ブルネッロ)100%で長期熟成される、トスカーナ随一の堅牢な赤。

モンフェッラートMonferrato ・ ピエモンテ

ピエモンテ東部の丘。バローロの一帯より手ごろで、バルベーラの赤とコルテーゼの白が日常の酒として飲まれてきました。丘の景観は世界遺産です。

イタリアのワイン(344)