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France

フランスのワイン

31産地 ・ 199銘柄を収録

AOCの考え方が生まれた国。ボルドー、ブルゴーニュ、ローヌ、ロワール、シャンパーニュと、産地ごとに品種も造りも違う。

フランスの産地(31)

アルザスAlsace

ドイツ国境沿いの細長い産地。品種名をラベルに記す文化を持ち、51のグラン・クリュが多様な土壌を反映します。

ヴーヴレVouvray ・ ロワール

シュナン・ブラン単一で、辛口(セック)から甘口(モワルー)、発泡(ペティヤン)まで造り分けられる産地。高い酸のおかげで数十年熟成します。

カオールCahors ・ 南西地方

フランス南西部、マルベックの故郷。かつて「黒ワイン」と呼ばれた濃い赤で、アルゼンチンのものより渋みも酸も締まっています。

コート・デュ・ローヌCôtes du Rhône ・ ローヌ

ローヌ川流域に広がる広域。北のシラー主体の急斜面と、南のグルナッシュを軸に混ぜる産地の両方を含み、棚に並ぶのは主に南のものです。

コート・ド・ニュイCôte de Nuits ・ ブルゴーニュ

ジュヴレ・シャンベルタン、ヴォーヌ・ロマネなど世界最高峰のピノ・ノワールを生む村々が連なる帯状の産地です。

コルビエールCorbières ・ ラングドック

ラングドックで最も広い。のカリニャンから、香草の気配のある濃い赤が出ます。手ごろな帯の主力です。

サヴォワSavoie

フランス・アルプスの産地。地元で飲まれるぶんが多く、外にはあまり出ません。酸の高い軽い白と、こしょうの香るモンドゥーズの赤が特徴です。

サン・テステフSaint-Estèphe ・ ボルドー / メドック

メドック最北の村。粘土質のおかげで暑い年でも水分を保ち、若いうちは硬いものの長期熟成でほどけていく骨太な赤を生みます。コス・デストゥルネル、モンローズ、カロン・セギュールが並びます。

サン・テミリオンSaint-Émilion ・ ボルドー / 右岸

中世の町並みごと世界遺産に登録されたボルドー右岸の銘醸地。粘土・土壌でメルローとカベルネ・フランが豊かに熟します。

サンセールSancerre ・ ロワール

ロワール上流の丘の町。3種類の土壌がソーヴィニヨン・ブランに異なる表情を与え、火打ち石土壌のワインは煙のような香りを帯びます。

シャトーヌフ・デュ・パプChâteauneuf-du-Pape ・ 南ローヌ

13品種のブレンドが認められる南ローヌの代表産地。大きな丸石に覆われた畑と、力強く温かみのあるグルナッシュ主体の赤で知られます。

シャブリChablis ・ ブルゴーニュ

ブルゴーニュ最北の白ワイン産地。土壌に由来すると、火打ち石のようなニュアンスを持つ引き締まったシャルドネで知られます。

シャンパーニュChampagne

によるスパークリングワインの本家。モンターニュ・ド・ランス、ヴァレ・ド・ラ・マルヌ、コート・デ・ブランなどの小地区に分かれます。

ジュラJura

ブルゴーニュとスイスの間にある小さな産地。樽を満たさずに産膜酵母の下で熟成させる「ヴァン・ジョーヌ」など、独自の酸化熟成文化を持ちます。

ジュランソンJurançon ・ 南西地方

ピレネーの麓の白の産地。乾いた南風が房を自然に干し上げ、糖の詰まった甘口ができます。辛口は「セック」と表示されます。

ソーテルヌSauternes ・ ボルドー

冷たいシロン川と温かいガロンヌ川がつくる朝霧により、菌が安定して発生する世界的にも稀な土地。1本のブドウ樹からグラス1杯ほどしか採れないこともあります。

ソミュールSaumur ・ ロワール

ロワール中流の町。白いを掘った蔵での泡を造り、シャンパーニュより手ごろな価格で出しています。赤はカベルネ・フランです。

トゥーレーヌTouraine ・ ロワール

ロワール中流、古城の並ぶ一帯。ソーヴィニヨン・ブランの白は、サンセールより手ごろで果実の出た造りになります。を掘った地下蔵が泡の熟成にも使われます。

プロヴァンスProvence

フランス最古のワイン産地であり、世界のロゼの基準をつくった土地。淡いサーモン色でドライな辛口ロゼが生産量の9割を占めます。

ベルジュラックBergerac ・ 南西フランス

ボルドーの東隣、ドルドーニュ県の産地。ボルドーと同じ品種で赤・白・ロゼを造り、甘口の白で知られるモンバジヤックもこの中にあります。

ポイヤックPauillac ・ ボルドー / メドック

1855年格付け1級のうち3つ(ラトゥール、ラフィット、ムートン)を擁するメドックの中心。砂利質土壌がカベルネ・ソーヴィニヨンを完熟させます。

ボジョレーBeaujolais

ヌーヴォーで知られますが、モルゴン、フルーリーなど10のクリュは花崗岩土壌から長熟する本格的な赤を生みます。

ポムロールPomerol ・ ボルドー / 右岸

格付けを持たない小さなアペラシオンながら、ペトリュスやル・パンなど世界最高額のワインを生みます。粘土質がメルローにvelvetのような質感を与えます。

ボルドーBordeaux

フランス南西部、ジロンド川沿いに広がる大産地。村の名を名乗らない「ボルドー」は地域全体のぶどうから造る日常の赤と白で、メルロー主体の赤が多くを占めます。

マディランMadiran ・ 南西地方

ピレネーの北。タナという渋みのきわめて強い品種の産地で、樽と時間をかけてようやく開きます。長く置ける南西フランスの赤です。

マルゴーMargaux ・ ボルドー / メドック

メドックの最南端。「女性的」と形容される華やかな香りと、きめ細かいが特徴です。1855年格付け1級のシャトー・マルゴーを擁します。

ミネルヴォワMinervois ・ ラングドック

ラングドックの中でも標高のある一帯。乾いた風のおかげで病気が出にくく、有機栽培の造り手が多く集まっています。

ミュスカデMuscadet ・ ロワール

ロワール河口の産地。と共に熟成させる「」で旨みを乗せ、牡蠣との相性は古典的な組み合わせです。

ラングドックLanguedoc ・ ラングドック・ルーション

地中海沿いに広がるフランス最大の栽培面積を持つ地域。かつては量産地の代名詞でしたが、いまは ペイ・ドックの名で品種名を書いた手ごろなワインと、ピク・サン・ルーなど産地名を名乗る本格派が並び立ちます。

北ローヌNorthern Rhône ・ ローヌ

ローヌ川沿いの段々畑。シラー単一で造られ、黒胡椒とすみれの香る引き締まった赤が生まれます。コート・ロティではヴィオニエを少量共醸します。

フランスのワイン(199)